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カードローンの審査で落ちる理由5つと通過するためのポイント3つを紹介!

※この記事を読んでわかること

  • カードローンの審査で落ちる理由がわかる!
  • カードローンの審査に通過するコツがわかる!
  • 審査なしでお金を借りる方法がわかる!

金融・不動産ライターの本多です!

「カードローンを申し込んだけど審査で落ちた…」「何度申し込んでも審査に通らない!」そのように悩んでいませんか?

カードローンの審査で落ちるのには理由があります。本記事では、その具体的な理由と通過のポイントを紹介します。今回の記事でコツを掴み、ぜひ申し込みにチャレンジしてみてください。

また、審査不要でお金を借りる方法についても紹介しています!

目次

カードローンの審査に通らない!落ちる代表的な理由を5つ紹介!

カードローンの審査で落ちるのには、いくつか原因があります。中でも、代表的な5つの理由を紹介するので見てみましょう。

  1. 年収に対する借入額が大きい…
  2. これまでに金融事故を起こしており信用情報に問題がある
  3. 複数のカードローンを同時に申し込んでいる
  4. 申請時の内容に嘘や誤りがあった
  5. すでに複数のカードローンを利用しており借入額も多い

それぞれ詳しく解説します。

①:年収に対する借入額が大きい

カードローンの審査に通らない1つ目の理由は「年収に対する借入額が大きいため」です。消費者金融のような貸金業者では「年収の3分の1」を超える借入はできません。

というのも「総量規制」の法律があるからです。例えば、あなたの年収が300万円の場合、借入可能な上限は「100万円」までです。

年収借入総額
300万円100万円
600万円200万円
900万円300万円
総量規制による借入総額の例

アイフルなどの消費者金融を利用する場合は、総量規制を踏まえた上で借入額を申請しましょう。

なお、銀行カードローンでは、総量規制ではなく自主規制が代わりに設けられています。より審査のハードルは高くなるため、申し込みの際は注意してください。

②: これまでに金融事故を起こしており信用情報に問題がある

カードローンの審査では、必ず「信用情報」をチェックされます。キャッシングやクレジットカードの利用状況は、すべて信用情報機関に記録されることを覚えておいてください。

ちなみに、国内には「JICC(日本信用情報機構)」「CIC(株式会社シー・アイ・シー)」「JBA(全国銀行協会)」の3つの信用情報機関があります。また、利用者に関する情報はすべて各機関で共有されます。

なお、記録される情報には、これまでに起こした「金融事故情報」も含まれます。そのため記録が残ったままでは、カードローンの審査に通過しません。参考に、各金融事故の時効までの期間を表にしたので見てみましょう。

登録される情報期間
61日を超える延滞最大5年
3ヶ月を超える延滞最大5年
強制解約最大5年
債務整理最大5年
自己破産最大10年
代位弁済最大5年

これまでに金融事故を起こしていたなら、期間を置いてから再度申し込むようにしましょう。また、思い当たるふしのない場合は、今後も起こさないよう気を付けてください。

③: 複数のカードローンを同時に申し込んでいる

審査落ちを避けるために、一度に複数のカードローンを申し込む人もいますがやめましょう。「多重申し込み」は、審査落ちの原因の1つです。

理由は、カードローン会社に「貸し倒れのリスクがある」と判断されるためです。その他にも「入会特典目的」だと、疑われる場合もあります。

申し込みの際は、必ず「1社」もしくは「2社まで」としましょう。ちなみに、カードローンの申し込み情報も、信用情報機関に記録されます。ごまかしても、必ずバレてしまうため不正はやめましょう。

④: 申請時の内容に嘘や誤りがあった

「なんとしてでも融資を受けたい!」という気持ちから、申し込み時に「嘘の申告」をする人もいますが、バレると当然審査に通りません。具体的に、ごまかしの多い項目には次のものがあります。

  • 年収
  • 勤続年数
  • 他社からの借入残高
  • 借入件数

カードローン会社は、膨大な利用者の情報を持っています。また、信用情報も当然チェックし審査を行うため、ごまかしはききません。「なんとかなる!」と考えないでください。

また、嘘ではなく、誤って申請してしまった場合も同様に審査で落ちてしまいます。十分注意しましょう。

⑤: すでに複数のカードローンを利用しており借入額も多い

「すでに複数のカードローンを利用している場合」も、カードローンの審査で落ちることがあります。というのも「総量規制」に引っ掛かってしまう可能性があるからです。

総量規制は、1社からの借入にだけ適用されるわけではありません。利用者1人あたりに対する貸付額の上限です。例えば、あなたの年収が300万円なら、借入総額は100万円を超えてはいけません。

つまり、すでに他から100万円を借りているなら、新たに申し込むカードローンでは借入できません。審査で落ちてしまいます。

なお、例え総量規制に該当しなくても、複数社からの借入があると「返済できない恐れあり」と判断され、マイナスの評価です。この場合も審査に通らない恐れがあるため、注意しましょう。

カードローンの審査に通過するための3つのポイントを解説!

カードローンの審査で落ちる原因の次は「審査通過のポイント」もお伝えします。下記の3つの内容を参考にしてください。

  1. 借入希望額を最低限に抑える!
  2. 延滞や滞納などを起こし信用情報に傷をつけない!
  3. 年収・雇用形態・勤続年数などのステータスを高くする!

各項目の詳細をお伝えするので、見てみましょう。

①:借入希望額を最低限に抑える!

カードローンには、総量規制のルールがあるため年収の3分の1までは借入できます。ですが、借入希望額はなるべく低く申請しましょう。というのも、その方が審査に通りやすいからです。

というのも、カードローン会社は「貸し倒れリスク」を気にします。例えば、年収100万円の人が10万円を借りるのと、年収30万の人が10万円を借りるのとでは、返済のしやすさは異なります。

より返済の確実性の高いのは、年収100万円の人が10万円を借りる方です。つまり、借入希望額に対し、より年収に余裕のある人の方が、カードローン会社としても融資をしやすいということです。

「金額は低くてもいいから確実に融資を受けたい!」「これまでに審査で落ちてしまった…」などの場合は、ぜひ希望額を低くしてみましょう。

②: 延滞や滞納などを起こし信用情報に傷をつけない!

これまでに、遅延や延滞を起こしていると、信用情報に傷がついているため審査通過には不利です。例えば、長期延滞では「最大5年間」記録が残ってしまい、その間は審査に通りません。

現在の信用情報を確認したいという場合は「JICC」「CIC」「JBA」の各情報機関に問い合わせてみましょう。なお、各信用情報機関の「情報開示」は次の方法で申し込めます。

信用情報機関情報開示の申し込み手段
JICC(日本信用情報機構)窓口・スマホ・郵送
CIC(株式会社シー・アイ・シー)窓口・インターネット・郵送
JBA(全国銀行協会)郵送

当然、金融事故を起こすと、カードローン会社にネガティブなイメージを与えてしまいます。ですが、記録自体は永遠に残るものではありません。

確実にカードローンの審査通過を望むなら、記録が削除された後に改めて申請しましょう。

③: 年収・雇用形態・勤続年数などのステータスを高くする!

カードローンの審査に通過できない場合は「年収」「雇用形態」「勤続年数」などのステータスを見直しましょう。

ちなみに、アルバイトや派遣社員だからといって、カードローンの利用ができないというわけではありません。

ですが、例えば勤続年数が短いと「すぐに辞めてしまうのでは?」または「継続して安定した収入を望めなくなるのでは?」などのマイナスイメージを持たれてしまいます。

カードローンを利用するには「安定した収入のあること」が重要だからです。そのため、どうしても審査に通らないときは、働き方を見直すのもポイントです。

カードローンの審査に通らない!そんなときでもお金を借りられる3つの方法!

ここでは、カードローンの審査にどうしても通らないときでも、お金を借りられる方法を紹介します。下記の3つを参考にしてください。

  1. 親や友人に頼んで借りる!
  2. 質屋を利用する!
  3. 生命保険の契約者貸付制度を利用!

それぞれの詳細を見てみましょう。

①:親や友人に頼んで借りる!

審査不要でお金を借りたいなら「親や友人」に頼むのも1つの手段です。親や友人からなら、審査がないだけでなく利息もありません。

ですが、返済できないと信用を無くしてしまい、その後の関係にひびが入ってしまいます。一度失った信用を取り戻すのは困難なので、その点は覚悟しておいてください。

また、親や友人から借りる場合は、贈与税の対象となってしまうため「年間110万円」を超えないようにしましょう。超えてしまった場合は、税務署に申告しなくてはいけません。

②:質屋を利用する!

審査を気にせずお金を借りたいなら「質屋」の利用も検討しましょう。質屋では「貴金属」などの価値ある品物を担保にお金を借りられます。メリットは次の3つです。

  • 審査がない!
  • 5万円程度なら即日手に入る!
  • 取り立てや催促がない!

質屋には金融機関のような審査はなく、品物の査定は最短30分ほどで終わります。また、借入限度額は査定額の7~8割という感じです。ただし、査定額によっては、借りたい希望の金額まで届かないこともあります。

また、万が一返済できない場合は、担保にしていた品物が売却されます。そのため、メリット・デメリットをよく理解した上で利用しましょう。

③:生命保険の契約者貸付制度を利用!

あなたが生命保険に加入しているなら「契約者貸付制度」を利用しても、お金を借りられます。契約者貸付制度とは、加入している生命保険の解約返戻金を担保にお金を借りるものです。下記のメリットがあります。

  • 保険を継続したまま利用できる!
  • 借入時の審査は不要!
  • 適用される金利は年2%~年6%程度!

契約者貸付制度を利用する際は、保険を解約する必要ありません。継続して利用できます。また、審査も不要のため、借入までの時間もかかりません。

金利は「年2%~年6%」程度となり、消費者金融の上限金利の相場である「年17.8%~年18.0%」と比較しても柔軟な設定です。

まとめ

  • 「総量規制」や「金融事故」の有無など審査落ちの理由は複数ある!
  • 審査に通過するには借入額に注意し遅延や延滞もしない!
  • 「質屋」や「契約者貸付制度」など審査なしでお金を借りる手段もある!

今回は、カードローンの審査に通らない理由をはじめ、通過のポイントをお伝えしました。落ちる理由ついては、意外なものもあったと思います。

例えば「総量規制」についてや「金融事故」の重要性については、はじめて知ったかもしれません。

審査に通過するためには、お伝えした「借入額を低く申請する」や「遅延をしない」などのポイントを参考にしてください。

なお、質屋や生命保険の契約者貸付制度なら審査不要で借入可能です。いざというときは、利用してみてください。

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