※この記事を読んでわかること
- Rimpleのサービスの特徴がわかる!
- Rimpleのメリット・デメリット・評判がわかる!
- 実際の利用方法がわかる!
金融・不動産ライターの本多です!
不動産クラウドファンディングのRimpleに興味を持っており、どんなサービスなのか知りたいと考えていませんか?
詳細は本記事でお伝えしていますが、Rimpleは不動産クラウドファンディングの中でも特に使いやすいサービスを提供しています。
また、少額から始められるため、はじめて不動産投資に挑戦したい人におすすめです。
お伝えするサービス内容やメリット・デメリットを参考に、ぜひ前向きに申し込みを検討してみてください。
Rimple(リンプル)のサービスや運営会社を紹介
サービス名称 | Rimple(リンプル) |
運営会社 | プロパティエージェント株式会社 |
所在地 | 〒163-1341 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41階 |
設立 | 2004年 |
資本金 | 6億1701万円 |
上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 (証券コード3464) |
代表者 | 代表取締役社長 中西 聖 |
サービス開始 | 2020年2月 |
公式サイト | https://funding.propertyagent.co.jp/ |
Rimpleは、運営会社であるプロパティエージェント株式会社が、2020年2月にスタートした新しい不動産クラウドファンディングです。
累計登録ユーザーは、サービス開始後わずか半年で10万人を突破しており、不動産クラウドファンディングの中でも特に人気を集めています。
不動産クラウドファンディングとは、ネット上で出資者を募り、集めた資金で不動産を取得・運用し、発生した利益を再び投資家に分配する仕組みの投資です。
現在数多くの不動産クラウドファンディングがありますが、中でもRimpleは「1万円」の少額から出資できるのがメリットです。
現物不動産投資の場合、最低でも数百万円からの資金が必要となるため、少額から始められるRimpleは不動産投資を気軽に始めたい人に適しています。
Rimpleの特徴と6つのメリット
ここではRimpleのメリットを具体的に解説します。少額からはじめられる他にも、ポイント投資が可能な点や、優先劣後方式によるリスク軽減といった魅力があります。
①:他社のポイントを活用して投資ができる!
Rimpleのメリットは、セゾンカードなどのショッピングで貯まった永久不滅ポイントや、ハピタス、モッピーなどで貯めたポイントを不動産投資に利用できることです。
他社ポイントは、Rimpleで利用できる「リアルエステートコイン」と交換が可能です。交換したリアルエステートコインは「1コイン=1円」として投資に充てられます。
なお記事執筆現在、リアルエステートコインへの交換対象となっているポイント、および交換レートは以下の通りです。
- 永久不滅ポイント:1,000ポイント→4,500リアルエステートポイント
- WillsCoin:1,000ポイント→500リアルエステートポイント
- ハピタス:1,000ポイント→1,000リアルエステートポイント
- モッピー:1,000ポイント→1,000リアルエステートポイント
現状交換できるポイントの種類は限られていますが、公式ページには「順次追加予定」と記載されているので、今後に期待したいところです。
眠っている対象のポイントがあるようなら、ぜひRimpleで活用してみてください。
②:Rimpleは1万円から投資できる!
Rimpleは「1万円」から投資できるのもメリットです。
これまで不動産投資に興味を持っていたものの、数千万円などの多額の融資を受けるのに対し、抵抗があった人も少なくないでしょう。その点Rimpleなら気軽に始められます。
また、少額投資が可能なら複数案件に分散投資しやすいのもメリットです。
なおRimpleは、運用や物件管理もすべて不動産クラウドファンディングの運営会社にお任せできるため、不動産投資がはじめての人でも手間がかかりません。
少額・分散投資でリスクを回避したい、運用の手間をかけたくない、そのように考えるならRimpleがおすすめです。
④:運用会社の信頼性が高い!
Rimpleを運営しているプロパティエージェントは、東証プライムに上場しているのが強みです。つまり信頼性が、他の不動産クラウドファンディングと比較し高いといえます。
株式上場を目指すためには、厳しい審査に通過しなくてはいけません。また上場したあとも、常に投資家から厳しい目が向けられます。
もしも信頼を損なうような事態がおきれば、株価に影響するためいい加減なことはできません。
このような理由から、上場しているという点は、サービスの質を判断するために大きなポイントです。
またプロパティエージェントが行う不動産事業は、年間平均入居率「99.0%以上」、そして滞納率は「1.0%前後」を維持しています。
首都圏の平均が「入居率97.4%・滞納率4.1%(参照:日管協短観)」なので、それよりも高い成果を築き上げているのも信頼できるポイントです。
⑤:優先劣後方式により元本割れリスクが軽減される!
Rimpleは優先劣後方式を採用しているため、元本割れリスクをおさえられる点がメリットです。
優先劣後方式とは、損失発生時、不動産クラウドファンディング事業者が出資した一定割合まで、投資家の損失がカバーされる仕組みです。
ミドルリスク・ミドルリターンといわれる不動産投資ですが、元本割れリスクがないわけではありません。場合によっては運用損失が出る可能性があります。
そこで魅力的なのがRimpleの優先劣後方式です。Rimpleでは、最大30%まで物件の価値が下がっても投資家は損失を被りません。つまり元本が守られます。
優先劣後方式を採用している不動産クラウドファンディング事業者は他にもありますが、最大10%や20%までといったところも珍しくありません。
その点を考えると、Rimpleはより安全・安心して出資できるのが魅力です。
⑥:投資案件は安定性が高い都心マンションが中心!
プロパティエージェントでは、東京23区の都心エリアを中心とした、投資マンションをメインで扱っています。
地方のマンションと異なり、都心のマンションは「空室になりにくい」「売却しやすい」といった点でメリットです。
また「急激に値崩れしない」など、より安定した不動産投資が期待できます。
近年コロナウイルスの影響により、マンションを解約して地元に帰る人もいますが、利便性のよい都心なら、空室になってもまたすぐに埋まる可能性が高いです。
実際にプロパティエージェントでは、年間平均入居率99.5%以上を達成しており、安心して出資できるのが魅力です。
Rimpleの注意点と4つのデメリット
ここではRimpleに投資するデメリットも見ていきましょう。不動産投資は投資なので、元本割れのリスクがあります。その点も踏まえ注意点を確認してみてください。
①:元本は保証されない…
Rimpleに限った話ではなく、不動産クラウドファンディング全般でいえることですが、元本保証はありませんので注意しましょう。
つまり、運用期間中に不動産相場の急な暴落などがあれば、ファンドの終了後に投資した金額を下回ってしまうリスクがあります。
Rimpleでは優先劣後方式が採用されているので、元本割れのリスクが低いのは間違いありません。
とはいえ、状況によっては元本が毀損する可能性もあることを理解しておいてください。
②:途中で解約ができない…
Rimpleに限った話ではありませんが、ほとんどの不動産クラウドファンディングでは途中解約ができません。
案件に出資したあとは、契約期間が満了するまで解約できないことを覚えておいてください。(※事業者の信用低下などやむを得ない場合は除く)
なお各案件によっても異なりますが、Rimpleには6ヶ月程度の運用期間が設けられています。
途中解約できない点はデメリットに感じますが、一方で何十年も投資する現物不動産投資と比較すると、そこまでネガティブに考える必要はないでしょう。
ただし、不動産クラウドファンディングに限った話ではないですが、投資を行う際はいざというときに困らないよう必ず余剰資金で行いましょう。
④:運用実績が少ない…
2020年2月にスタートしたRimpleは、運用実績がまだ少ない点がデメリットだといえます。
Rimpleの公式ページを見ると、予定利回りや運用期間などの情報が記載されていますが、実際に運用した結果どれだけ利益が出たのか、その詳細は今後の状況次第でしょう。
プロパティエージェントは東証プライムに上場していますが、サービスの歴史が浅い点を考えると、利益率に対する不安を感じる人もいるでしょう。
⑤:想定利回りは3%前後となっており比較的低い…
Rimpleで扱うファンドは、利回りが低いのがデメリットです。公式ページを見るとわかりますが、想定利回りは「3%前後」の案件がほとんどです。
中には高い案件もありますが、その場合抽選倍率も高くなるため、当選しにくいケースが考えられます。
Rimpleに限らず不動産クラウドファンディングは、リスクが低い代わりにリターンも少ないという点は覚えておいてください。
Rimpleの始め方を5ステップで解説
Rimpleで投資を始める手順をお伝えします。まったく難しいことはありません。下記の流れを参考にしてください。
- Rimpleの会員登録を行う
- ファンドに応募する
- 契約締結/入金
- 運用開始
- 分配金/運用完了
各順番について詳しくお伝えします。
1.Rimpleの会員登録を行う
会員登録は、Rimple公式ページにある「会員登録」から行えます。なお、登録にあたり免許証などの本人確認書類が必要なので用意しておいてください。
申込み後審査が行われ、問題ないようであれば、認証コードが記載されたハガキが指定の住所宛てに届きます。
認証コードの入力ができれば、いよいよサービスの利用開始です。
2.ファンドに応募する
会員登録が終わったら、ファンドに応募できます。登録したメールアドレス宛に募集開始のお知らせが届くので、確認してください。
ファンドへの応募は、公式ページの「ファンド一覧」から行えます。
3.契約締結/入金
当選の結果は登録したメールアドレス宛に届きます。「不動産特定共同事業契約書 兼 契約成立時書面」を確認した上で契約締結です。
希望の出資金をRimpleが指定した口座に入金してください。
4.運用開始
入金が完了したら、メールアドアレス宛に連絡がきます。運用中のファンドの状況については、メールやファンド詳細情報で随時確認が可能です。
5.分配金/運用完了
運用終了月の翌月末までに分配金・出資金が指定の口座宛てに振り込まれます。なおマイページの中に、ファンド運用の報告書が発行されているので確認してください。
分配金は雑所得の対象となるため、年間20万円を超える場合は確定申告をしましょう。
Rimple(リンプル)の口コミ、評判
ここでは、実際にRimpleに対してどのような口コミがあるのか、ネットでの評判をピックアップしたので参考にしてください。
1万円から始められて、初心者でも低リスクで気軽に始められますね。モッピーなどのポイントを利用できるのも嬉しいです
引用:Twitter
高い買い物の不動産投資ですが、リンプルさんなら1万円からでも始められるのが嬉しいですね♪
引用:Twitter
不動産型クラウドファンディング「リンプル」が好調、顔認証のβ版リリースの他、東京都の中でも駅近のニーズがあるところにのみマンションを構えているため不動産価格の安定が見込めます。
引用:Twitter
Rimpleのサービスは開始されてからまだ新しいため、口コミの数は多くありません。ですが、概ねポジティブなコメントが目立ちます。
特に、1万円の少額から出資できる点や、他社のポイントを投資に活用できる点が好評です。
また、安定した収益が見込める都内マンションに投資できる点も、評判が良い理由でした。
まとめ
- Rimpleは1万円から出資できる!
- 優先劣後出資により元本割れリスクがおさえらえる!
- 投資案件は安定性が高い都内マンションが中心!
今回はプロパティエージェントが運営する不動産クラウドファンディングRimpleについて、メリット・デメリットや口コミなど広くお伝えしました。
Rimpleは不動産投資なので、元本割れのリスクがあるのは間違いありません。
ですが、不動産投資が1万円から始められる、また他社より有利な優先劣後方式が採用されているなど、多くのメリットがあります。
Rimpleは、はじめて不動産投資をする人にとって最適なサービスです。ぜひ、この機会にチャレンジしてみてください。
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